CV:小松真奈 イラストレーター:山口恭史
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アルフィー・ニコルスは英国の戦車砲手。 エル・アラメインの戦いの中、14両の敵車両を撃破した。
第一次世界大戦で戦車の運用実績のあったイギリスでは、戦間期に今後の戦車をどのような方向性で開発していくか議論が分かれた。 すなわち、十分な装甲を持って歩兵とともに進撃し、塹壕を乗り越え、主砲で歩兵を支援する歩兵戦車と、 強力な砲を快速で運用し、機動力で「電撃的に」敵を攻撃する巡航戦車である。 結局この議論は決着することがなかったため、イギリス軍は歩兵戦車と巡航戦車を二本立てで開発することになった。 この結果生まれた歩兵戦車がマチルダⅠ・Ⅱであるが、対する巡航戦車は困ったことになった。 当初開発された巡航戦車Mk.Ⅰやソ連のBT戦車に影響を受け開発されたMk.Ⅲは40km/hを出す快速戦車だったのだが、 装甲は最大でも14mmとあまりにも悲惨であり、慌てて装甲を30mmに増やしたMk.Ⅳ戦車を開発するとともに、 平行してもう少し装甲も欲張った新型のMk.ⅤとMk.Ⅵ巡航戦車を開発した。 しかしMk.Ⅴは新型エンジンの配置と構造に問題があってとても使い物にならず、 結局開戦時に頼れる巡航戦車はMk.Ⅵクルセーダーのみであった。 しかも主砲として搭載予定だった6ポンド砲は、ダンケルク撤退の際ほとんど置いてきてしまった対戦車砲増産のアオリを食ってしまい、 配備が42年5月まで遅れたので初期はマチルダと同じ2ポンド砲だった。 エンジンの故障率が高く、おまけに速度を出すため現地で勝手に改造されたためますます故障率が増加し、 さらに薄い装甲のためⅢ号戦車に対抗するのも難しかったが、唯一の快速を生かして北アフリカ戦線を最後まで戦い抜いた。
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