ヒューブナー のバックアップソース(No.1)
*元ネタ紹介 [#introduction]
空軍高射砲兵アルノルト・ヒューブナーがモチーフ。(ただし、小林源文先生の漫画もあってか、日本ではアーノルド・ヒューブナーの方が通りがいいかも)
北アフリカでロンメル旗下の砲兵として戦い、騎士鉄十字章等を授与された。

**88mmFlak36 [#yf41d8a1]
ドイツ軍が運用した牽引式対空砲。その口径からアハトアハト(アハト:ドイツ語で8)とも呼ばれた。
これは18年式(実際は1928年開発)のものに対し実戦経験をもとに砲身の交換を簡単にするなどの改良を加えた36年式である。
名前(FlakはFlugabwehrkanone(フルークアブウェーアカノーネ)の略で、航空防御砲ぐらいの意味)の通り本来は敵航空機に対する砲として作られたのだが、その為の諸要件が対戦車砲としてもすぐれている要素となりうることから、当初より対戦車砲としての運用も考えられていた。
実際、フランス侵攻においてはイギリスやフランスのクソ硬い戦車に対し当時のドイツ軍戦車の主砲(3.7cmとか7.5cmだけど歩兵支援を想定してたんで短砲身とか)では歯が立たなかったことから、この88mmFlakが対戦車戦において重要な役割を果たすことになった。
その後もロンメル指揮下の北アフリカなどで活躍し、またティーガーⅠの主砲のベースともなっている、ある意味においてドイツ軍を代表する兵器の一つである。

***リリー・マルレーン [#g96571f6]
第二次世界大戦当時、戦地で身も心も荒む生活を送る兵士たちの数少ない娯楽の一つがラジオ放送だった。
その中でも特にヨーロッパで好まれたのが、ドイツ占領下のベオグラード放送局が流す、ララ・アンデルセンが歌った「リリー・マルレーン」という曲である。
戦場の兵士が故郷の恋人への思いを歌ったこの歌は戦前に発売された際はそれほど売れなかったものの、慰問用レコードとして前線に近い放送局で流されると故郷を懐かしむ兵士たちに大好評だった。
お世辞にも戦意を高揚させるような曲とは言えないため、当初ドイツ当局は曲の放送を禁じたが、殺到する兵士の抗議に抗いきれず、毎晩21時57分に流されることになった。
ドイツ軍兵士ばかりでなく、(軍の禁止令をかいくぐって)連合軍兵士も夜になるとラジオの周波数をベオグラード放送に合わせてこの歌を聴き、故郷に思いをはせた。
しかしララ・アンデルセン自身はこの曲をきっかけに知り合った音楽家たちがユダヤ人だったため当局から目を付けられ、オリジナルの「リリー・マルレーン」を歌うことができなくなってしまったという。

*コメント [#contemt]
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