ブラッドリー のバックアップ差分(No.1)

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*元ネタ紹介 [#introduction]
「戦略はアマチュアがやるものだ。プロフェッショナルは兵站をやる。」
モデルの人物はアメリカ陸軍最後の元帥、オマール・ネルソン・ブラッドレー。1943年より数々の作戦計画を立案・指揮した。
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説明文のMPに捕まったとは、バルジの戦い最中のエピソードのこと。
ドイツの武装SSがアメリカ兵に偽装し後方を撹乱するという作戦を実施しており、アメリカ軍はこの対策として「アメリカ人なら誰でも答えられる質問」を全ての将兵に対し行っていた。
ある日ブラッドレーは「イリノイ州の州都は?」との質問に対し正しくスプリングフィールドと答えたが、質問した兵士が正解をシカゴだと思い込んでいたために一時拘留・軟禁されてしまったのである。
(余談だがドイツ軍は戦車まで偽造した。中戦車パンターを戦車駆逐車であるM10に似せるため追加装甲が付けられ、キューポラが外された。戦後にこれを見た連合軍兵士は完成度の高さに驚いたという)
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また、MVP獲得時の台詞にもあるように競馬の大ファンだったようで、引退後はカリフォルニアで競馬に余暇の大半を費していた。

**M16対空自走砲 [#z60bd173]
M3ハーフトラックの荷台にM45四連装対空機関銃架(ブローニング12.7mm M2HB機関銃装備)を載せたもの。M13対空自走砲(試作名称:T1E4)の後継車。
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12.7mmの弾薬には炸裂弾が存在せず、ドイツなどの20mmクラスを装備した対空戦車に比べて威力の面で劣っていた。
だが4連装のブローニングM2は毎分で2200発もの銃弾を吐き出し、急降下爆撃機や低空飛行してくる地上襲撃機には有効であった。
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実際にはM16の数が揃うころには既に連合軍が制空権を握っており、M16は対空攻撃よりも水平射撃による対地支援で活躍することになった。
長射程・高貫通の12.7mm弾は歩兵にとって悪夢のようなものだったし、300ヤードまで接近すれば軽装甲車でも蜂の巣にできた。
これは特に朝鮮戦争で中国人義勇兵が用いた人海戦術に対して有効であり、「ミートチョッパー」(ひき肉製造機)と呼ばれるほどだった。
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ちなみにM45機関銃架は優秀な兵器で、ベトナム戦争ではトラックに搭載され輸送部隊の護衛に使われ、陸上自衛隊は今でも基地の防衛用として使っている。(M16自体は退役している)

*コメント [#contemt]
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