ラット のバックアップ(No.1)

元ネタ紹介 Edit

ヴィルホ・ラット (1913-2002) 。ラットー、とも。
1941年の継続戦争に徴兵され、二等兵として歩兵連隊付き対戦車砲手となる。
継続戦争開戦とともにフィンランド軍はソ連軍を冬戦争以前の国境線まで押し戻したが、
その戦いの最中、ラットは敵の歩兵部隊が装備していた対戦車砲を奪い取ると、そのままその対戦車砲を使い、
ソ連軍の戦車4両を撃破した。
彼はこの英雄的行為を連隊長に賞賛され、上層部へしかるべき報酬を受けられるよう推挙された。


1941年8月3日、第六軍団長タルヴェラ、第14師団司令官ラーッパナと並び、一兵卒だったラットは史上4番目となるマンネルヘイム十字章を授与された。
マンネルヘイム十字章は階級を問わず、英雄的行為や優れた指導を行ったものへ普遍的に授与されると決められており、
ラットは兵卒として初めての受章者であった。


おそらく終戦時に記念として撮られた、マンネルヘイム十字章の受章者4人が写っている写真に、
4人しか居ない2度受章者パヤリ少将、キヴェラ大尉、ポッシ大尉と並び、緊張した面持ちで立っているラット伍長の姿がある。
終戦後は1968年まで、予備役で軍曹を務めた。

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